日々の出来事 〜Diary〜
#577 砂肝のコンフィ 2011年03月25日(金)03時14分
お気に入りのイタリアンレストランでは、砂肝のコンフイを頼む。 コンフィとは、塩漬けした食材を、油で煮る調理法。揚げるのではなく、70〜80℃の低温で、1〜2時間じっくりと茹でていくのだそうだ。温度を計りながら鍋で煮ていく他に、オーブンを使うこともある。 なんとこのコンフィ、自宅で作れることを発見した。 節電の折、普段以上にシャトルシェフの出番が多い。始めに火を入れるだけで、あとは長時間保温してくれるという便利な鍋だ。コンフィ作りには、まさにうってつけなのである。
砂肝は、スジと銀皮をとる。(写真@) 塩コショウを揉み込んで、1晩置く。 水洗いして水気を拭き取った砂肝とブーケガルニをシャトルシェフに入れ、オリーブオイルをひたひたになるまで注いだら火にかけて、80℃になったら保温鍋に移す。このままホッタラカシにしておけば、柔らかくしっとりした砂肝のコンフィが完成。(写真A) 油に漬けたまま3週間ほどは保存できるので(写真B)、ワインやビールのアテにしばらく困らない。 あ、スジと銀皮の部分は、牛すじと一緒に煮込みました。素晴らしい牛すじ煮込みが出来たヨ。
日々、こんなふうに節電に努めているところへ、電気とガスの検針が来た。 今月はさぞかし減っているだろうと思ったら、たいして違わない。いや、むしろ普段より多いかも? 考えてみたら、いつもは居ないはずの夜、自宅にいる。時間があるので、なにかと凝った料理をする。あれれ、これじゃ節電になってない。 早く通常の仕事をさせてくれ。
昨日あたりから、ティッシュペーパーを売っているのを見かけるようになった。今度はミネラルウォーターだ。葉モノ野菜が売れ残っているとも聞く。 一日ごとに変わる報道に翻弄されるのも無理はないのかもしれないが、都心部の人間の愚かさが現れているようでツライ。 「水買う馬鹿、ほうれん草買わぬ馬鹿」 ヤケなって水道水をガブ飲みしてみるのである。
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