不定期更新!?藤原素子の日記帳です。

日々の出来事 〜Diary〜

#823 ベトナム
2017年02月16日(木)11時21分
ベトナムに行ってきました。
目的は、リベンジ。10余年前のホーチミン旅行、その数年後にトランジットでハノイに1泊、いずれもいい思い出がなく、いや、むしろ印象は最悪で、ベトナムへは2度と行かないというのが旅行仲間の一致した意見だった。
が、私たちも大人になった。年に一度のアジア旅行も17年目となる。
ラオス、ミャンマー、カンボジア、シンガポール、ジャカルタ、もちろんタイに至っては訪れること数えきれないほどで、至った結論は、「ローカルに限る」。
その国の土地柄お国柄を知るには、首都圏を離れて田舎へ行ってみることだ。都市化が進む東南アジアでは、経済発展ばかりが著しく、過去を顧みる余裕はない。かつての日本と同じだろう。
ともあれ、今回私たちの命題は達せられたと思う。
ハノイ空港から乗ったタクシーでは、高速料金のチケット代と称して通常の3倍の料金を支払うハメになったり、バスターミナルでは次々と言い寄ってくるアヤシイ輩に取り囲まれたりと、久しぶりにアジアの洗礼を受けたわけだが、やはりベトナムも、ローカルは良かった。
ニンビンで見つけたゲストハウスは一泊700円。一歩出れば路面に肉野菜が並ぶマーケットで、豚やニワトリ、ハトやカエルはもちろん、犬までもが解体されて内臓もろとも陳列されているという、我々の旅にぴったりな好立地。
さすがに犬は買っても調理出来ないので、せめて日本では手に入らない果物などを買っては、バスのお供にいただいた。
ベトナムは南北に長い。テレビの天気予報を見ると、ホーチミンは25度だが、ハノイは15度。ニンビンに至っては薄いダウンだけではうすら寒く、レギンスを購入した。チャーンアンの、洞窟をボートで周遊する体験は、自然の造形物に感動。ハロン湾クルーズでは、色々な国の人と触れ合え、最後には和気あいあいとした雰囲気に心温まるひと時であった。
最終日はハノイに戻ったが、市場の近くの宿で、周辺の賑やかなエリアをうろつくものの、以前ほどの押し付けがましい商売人には出会わなかった。ベトナムも変わった、のだと思う。


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