日々の出来事 〜Diary〜

#814 野菜のこと

2016年11月06日（日）13時13分

まだまだ野菜の高値が続く。
なんとか安い野菜はないか、とマーケットに行くと、おお、パパイヤが売っている。
パパイヤはソムタムを作るのに使う。タイの辛い辛いサラダで、タイの旅行中には毎日のように食べる。旅行仲間みんなの好物で、暑い昼下がりにこれをつまみながらビールを飲むのは最高だ。ただ、パパイヤは日本では結構高いのでオソルオソル購入したりしなかったり。これが半額。やはり買う人が少ないせいか。
目を転じると、ハヤトウリという瓜が並んでいる。こちらもなじみがない野菜で、ただのような値札が付いている。「うりうりがうりうりにきてうりうりのこし・・・」などと思いながら、これも有難く購入。糠漬けや炒めものにするつもりだ。
続いての野菜はズイキ。乾燥した芋がらの方がポピュラーかも。初めて食べた時のことをよく覚えている。どこかの温泉場の、掘立小屋のような居酒屋で、お通しとしておばあちゃんが出してくれた。ナスの煮物にしては歯ごたえがある。これをズイキだと知ったのは、それから何年も後のことだ。
さらに買ったのが、ターツァイ。中国の野菜で、濃い緑の葉が中心に向かって、だんだんに小ぶりになってゆくが、その形がまるでマトリョーシカのように揃っているところが美しく、調理しながらつい見とれてしまう野菜。
いつもと違って珍しい野菜が並ぶのを、この際楽しんでしまおうという意気込み。写真は、ターツァイの芯のところ。自然の美ですなぁ。