日々の出来事 〜Diary〜

#779 NHKホールパリ祭

2013年07月15日（月）00時01分

連休中日、NHKホールへ。
岡山パリ祭を来週に控えて、リハーサルから見せていただいた。
スタジオでのリハーサルから見学させてもらっていたのが、実際舞台上に立ち上がっていく様を見ていると、これまた感慨深いものがあるというものだ。
ここのところ多忙で、自宅での宿題がたまっている。終演後急いでNHKホールを後にすると、しぜんお客様の列と一緒に渋谷駅へと歩くことになる。口々に交わされる感想を耳と心に留めながら、日本におけるシャンソンの存在に思いを馳せるのである。やはり決定的なのは、日本語に訳されたこと。
今日はたくさんシャンソンを聴いて、素直に楽ませていただきました。それ以上に、たくさんの美しい日本語を耳に出来て嬉しかった。我ながら心底日本語フェチだナァと思うと共に、日常の、人が使っている言葉がヒドイということなんだろうと思う。
あ、ネタバレかもしれませんが、岡山でも出演なさる戸川昌子さん。お話される内容も言葉遣いも下品、というのが、まったく不快でないのです。美しい歌と言葉を、熟知されているからこその、秀逸な演出。泣く子も黙るゼ。
あと、ROLLYさん、カッコ良過ぎです。パリ祭でご一緒するのは3年目ですが、今年イチバン。50歳ですって、なんてストイックな努力家なのでしょう。思えば今日は7月14日。日本で歌われるどんなシャンソンよりも、ROLLYさんのシャンソンがパリのエスプリを表わしているのではないのかしら。