#695 我を救いたまえ2011年12月25日(日)00時06分 今年もクリスマスミサに行けなかった。不徳なクリスチャンながら、時間が許せば行こうと毎年思っているのだが、なかなか仕事の都合がつかない。ますます信仰とは無縁になってゆくのである。今日仕事場の店長が、「今夜サンタさんが来るのが楽しみだ」と、冗談話をしていた。一年間、良い子にしていた人にサンタが来るそうな。戯れ言の続きで、「藤原さんにはサンタ来ないでしょ、良い子じゃないもんね」。ああ、そうだ。確かに今年の私は良い子じゃなかったのだった。そして懺悔もせず、また年を越してゆく。昼間は今年最後のレッスン。バルバラの『アブサン』も『孤独』も、まるで私を代弁しているかのような歌詞。こんな聖歌が、私にはふさわしいのかも知れない。