日々の出来事 〜Diary〜
#690 ふるさとコンサート 2011年12月10日(土)02時32分
ふるさとコンサートのため帰省してきました〜。
1日目。 岡山市の一宮にある、えびすやという不動産屋さんの2階にあるライブスペースに呼んでいただきました。「大人のクリスマス」というコンセプトでライブを楽しんでいただくという企画。 私のシャンソンの他、弦太さんの歌やダブルギターでのインストなど、限られた時間でバラエティにとんだメニューにしてみました。楽しんでいただけたら嬉しく思います。 それにしても贅沢な空間!また訪れたい場所となりました。
2日目。 まずは倉敷の観光のど真ん中。大原美術館の中にある、新渓園でのライブ。 大原美術館は、子供の頃から通いつめたと言ってもいい美術館。今でも帰省して時間があれば訪れている、私の原点とも言える場所です。 窓越しに見える日本庭園の紅葉がちょうど盛りで、朝から降っていた雨が、ライブの途中から止んで、だんだんと日差しが美しく照るという、みごとな変化を見せてくれたのでした。 おなじみウエキ弦太さん、そして今回初めてお会いした7弦ギタリストのやーそさんとのトリオも、だんだん息が合ってきました。さーて、終演後はすぐに移動して、夜の足守でのライブ会場へ向かいます。
足守のことを、どうやってお伝えすればいいかわかりません。私にとっては、実家のある倉敷の次に大切な町となりました。 常光庵は、その名のとおり、暖かい空気に満ちた素敵な空間。雨上がりで、いっそう空気が澄んで、深呼吸をする度にカラダが浄化されていくみたい。 こうなったら、もうヘンな小細工は要りません。初めからアンコールまで、ひたすら言葉とメロディーだけを聴いてもらえるようなレパートリーにしてみました。
ホールでのコンサートとは違う、小さなライブをタイトにやりましたが、自分なりに、いいチャレンジが出来たと思います。10年後、この路線を確立できたらと思いながら、精一杯の歩みを、一歩踏み出せたような気がします。 自分の生き方も、歌う歌も、話す言葉も、見る景色も、すべてが一体であるような、そんな道を目指していきたい。改めて確信したふるさとコンサートとなりました。
全レパートリーは以下のとおり。
昔気質の恋 ろくでなし 再会 逢いびき 愛してると言えなくて 小さなカンタータ ラボエーム モンマルトルの丘 クロパン・クロポン 時は過ぎてゆく 行かないで アデュー 私の美しい愛の物語 ラヴィアンローズ リヨン駅 地下鉄の切符切り 星に願いを
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