#684 罪と罰2011年11月20日(日)00時49分 私は、夜しか泳げない魚である。コートの下は裸だ。運命はなかなか私の罪を許してはくれない。仕事に出かける時、人の流れに逆らって歩きながら、我と我が身をさいなむ。やっと陽の光に慣れてきたような気になれたのに、それは錯覚だったようだ。もはや私は、上を向いて歩く必要がない。カラダを奇麗にしておくことも意味を持たない。笑顔でいる理由もなく、日々を積み重ねていくことも、虚しい仕事となった。本当は、一歩だって進む勇気もない。