日々の出来事 〜Diary〜
#617 芸能ということ 2011年06月26日(日)23時51分
知人の噺家さん、柳亭市江さんのお誘いで、田原町の寄席へ。 「やみ鍋の会」と称して、東西入り混じって催される若手中心の落語会だ。若手とはいえ、それぞれ個性もあり、なかなか達者な人が多い。客席にも若い人が見うけられて、落語もまだまだ継承されていくに違いない。嬉しくなってしまった。 有名な寄席もあるけれど、こうして雑居ビルの中にある小さな会場もあるもんだ。 小劇場に芝居を観に行くこともあるが、近頃は、「お笑い」なのか「演劇」なのかわからなくてアタマを傾げてしまうことも多い。観客が、なんだかわけのわからないところで笑ったりして、理解に苦しむ。 その点、落語の世界の方が、将来を感じるね。 芸事という意識が、演る方にも観る方にもあって、心地いいのである。
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