日々の出来事 〜Diary〜
#579 信じるもの 2011年04月01日(金)01時55分
地震後、眠りが浅かった。 明け方ふと目が覚める。余震で起こされることもあった。ニュースが気になって、そのまま眠れなかったこともある。ずっと肩こりがツラい。知らず知らずのうちに、神経のどこかで緊張しているのだと思う。 東京ではここ数日大きな揺れがない。やっと、例の「地震酔い」も感じられなくなってきて、朝までぐっすり眠れるようになった。 きっと皆、そろそろ少し安心したい頃なんだろう。充分に眠れることの幸せを感じる。
まだまだ街の灯りは暗いものの、昼間の商店街などでは、活気を取り戻しつつあるようだ。何気なく交わされる人々の挨拶や会話、笑い声などに、確かに「日常」を感じるようになった。
安心して眠れること。 帰る場所があること。 笑顔でいられること。 そんな普通なことが、とても大切に思えてきたね。 ずっとずっと、忘れないでいたいね。
ところで地震後、いろんなメールが来る。海外の知人以外にも、危機を煽るようなチェーンメールもたくさん。 メールの送り主は、たとえばその言葉を信じて関東から疎開したとして、そこで私が安眠できると思うのだろうか。 私はそれよりも、今日スーパーでオバチャン達が交わしてる挨拶の方を信じたいね。
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