日々の出来事 〜Diary〜
#552 時間に囚われる者 2011年02月12日(土)00時27分
遅刻がキライ。 時間には正確だ。これも小心ゆえだろう。 携帯やPCで路線検索ができなかった頃は、あまりに早く家を出すぎて、到着してからずいぶん時間をもてあましたものだ。それでも、遅れるよりも現地で待つほうがいい。 あるミュージシャンが、「遅刻するようなヤツは、どんないいプレイをしたとしても、信頼できない」と言っていたが、ひょっとしたら、音楽などやっている者の方が、時間に対してシビアだったりするかもしれない。
何時何分に家を出るかは、前日から決まっている。それに合わせて出かける準備などするわけだが、近頃、困っていることがある。 以前はビデオデッキの時計を見ていたのが、DVDに買い換えてから、正確な時刻を示すものがなくなったのだ。 アナログの壁掛け時計は目安にしかならない。PCだって、出かける前には電源を切る。携帯電話は、その都度開けて見なければならない。 出かける前の1分は大きい。結局なんでもないデジタルの時計を買った。 これで大安心となるが、思えば1分1秒に四苦八苦。我ながら実に滑稽だ。
これが海外へ行くと、時刻表や時計など、なんの頼りにもならない。 3時間で着くはずの列車が、6時間もかかったこともある。アナウンスなど全くない。なるようになれ、ということだ。 日本の電車が1分と違わず到着するのに驚いていたのは、トルコから来た知人。 今日、雪が降った東京でも、1分の遅れもなく電車は着いた。ちょっと脅威に思う。
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