日々の出来事 〜Diary〜
#547 ラオス旅行記 マッサージ編 2011年02月02日(水)03時09分
東南アジアの旅の楽しみのひとつは、マッサージだ。 町を歩けば、いたるところにマッサージ屋があるだろう。1時間300円〜500円ほど。2時間でも、せいぜい800円ほどか。道端の、どこの店に入っても間違いはない。伝承されている古式マッサージが受けられる。
今回の旅でも、毎日のようにマッサージ屋に立ち寄った。 入口で、「トラディショナルマッサージ」と言えば、たいていは2階に案内される。ユルユルの衣服を渡されるのでこれに着替えると、やがてマッサージをしてくれる女性が現れる。 タイ式よりも、さらに優しいラオスのマッサージ。足を中心に、腰・背中・肩・首・頭・顔と、ツボを順々に揉みしだいていく。 店によって工程は少しずつ違うものの、その間に交わされる、少女たちの、とりとめのないおしゃべりが、耳に心地良い。ラオ語の優しい語感のせいもあるだろう。小さな指に込められる、思いがけないチカラ・・・ドライな手のひらの感触としなやかさ・・・マットレスにうつ伏せになりながら、耳には彼女達の、可愛らしいトーンのささやきや、静かに湧く笑い声が、音楽のように響く。この世のものと思えない、清楚な純潔に包まれているようで、ついウトウトしてしまうのである。 フットマッサージ、フェイスマッサージなど、いずれも大満足のレベルだった。
ダメ押しのつもりに、最終日のバンコクで、久しぶりにタイ・マッサージをうけた。 こちらは、総本山ワット・ポーの、由緒正しき古式マッサージ。ツボだけでなく、全身の、筋肉や血の流れまでも知り尽くしているような、ダイナミックかつ繊細なマッサージ。ひたすら身を任せていると、いつの間にかアクロバティックに全身が伸びて終了。 癒し系のラオ・マッサージと、いずれも甲乙つけがたい。
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