不定期更新!?藤原素子の日記帳です。

日々の出来事 〜Diary〜

#484 長い顛末〜どうでもいいハナシ
2010年05月24日(月)04時08分
久しぶりに更新したくなった。
とにかく日々を平穏に過ごしたいと願いつつも、それに反して様々な出来事が起きる。
これを書き記すということで、自分の中で何らかの決着をつけてきた。ただし、これはある前提のことに限られている。
@自分に非がある出来事であること
A特定の相手を中傷しないこと。
実に情けない思いをしていても、やっぱりこの前提は破れない。表せない思いがワダカマっているこの頃なのだが、それはさておき、この度起こったこと。果たして誹謗中傷に当たらず書けるものか。長文の私の軌跡を追いかけてみてください。

バイトをしている百貨店で、いつものように更衣室へ入ってから、持っているはずのロッカーの鍵がないことに気がついた。急いで保安室へ行って鍵を紛失したという旨を伝えると、とりあえず人事部へ行ってくださいとのこと。
エレベーターで3階へ。総務で人事の人を訊ね、鍵を失くした旨を伝えたところ、再発行書なるものを渡されて記入・・・し終わったところで、西館のロッカーはここの管理下でないと告げられる。
この百貨店は古く、昔の温泉旅館のように売り場が複雑に絡み合っている。西館、東館、南館と、それらを繋ぐ連絡通路。ましてや従業員の往来する裏の部分など、蟻の巣のようでとても把握できるわけもない。自分の更衣室が何館にあるかなんて、それまで考えたこともなかった。
とにかくまた保安室へ逆戻り。・・・しようとしたところ、今度は従業員出入口で、バッジの提示を求められる。バッジはロッカーの制服に付けているのでないのだと言うと、それならここは通せないとのこと。すったもんだの末、やっと通してもらって西館の保安室へたどりついた。ここでロッカー番号を伝えると、なにやら電卓を持ち出して計算している様子。やがて、ひとつの鍵を選び出し、持ち出す証明書に記入させられる。
やれやれ、これでやっとロッカーを開けられると思い更衣室へ。ところがこれがまったく鍵穴に入らない。とって返して、今度は返却したという証明書に記入。さて、また元の保安室へ行けと言われる。
このあたりでもう出勤時間はとっくに過ぎている。大汗をかきながら百貨店の従業員ブースを走り回っているばかり。肝心な制服にも着替えられず、制服に付いているバッジがない限り、売り場へ続くエレベーターにも乗れないのである。
そうこうしているうちに、同じレストランで昼間働いている人が仕事を終えたところに行き会い、保安室へ連れて行ってくれた。やっと合鍵を貸してくれる。が、これも一度はまったく合わない。二度目に改めて渡された鍵で、無事ロッカーは開いた。結局30分もかかってやっと制服に着替えることができた。
これは借りた鍵なので、また返す。その都度証明書に記入。さて、
その夜、自宅に帰って探しても鍵はない。いよいよ再交付の手続きに、翌日再び人事部へ。「始末書」なるものへ記入。再交付費用840円を払う。まとめて発注するので、1ヶ月かかることもあるとのこと。やれやれ。その間、他の空いているロッカーを使わせてもらえないかと、店長にも話す。
・・・と、さらにその翌日。
そういえば、保安室の前にあった取得物のケース。その中に、鍵がいくつか並んでいたナァと思い、改めて見に行ったところ、ロッカーキーらしきものが。ただし、そこに記されていたナンバーがまったく違っていたので、その時は意にも介さなかったのだ。申し出て試したところ、果たしてこれが私の鍵なのであった。
何故ナンバーが違っていたかと言うと、これはバイトを始めた1年前のこと。渡された鍵にマジックで書かれたナンバーの上に、何か銀紙のようなものでシールが張ってあり、何だろうと思いながら使っていたのだが、おそらく取得した時にそのシールを剥がしたところ、出てきた元々書いてあったまったく違うナンバーを記したものだと思われる。

こんなあっけない顛末で、書く間もシミジミ後悔するような長い長い話になりました。
初めに訪れた保安室で、誰かが取得物のことを言ってくれれば、こんな大きな騒ぎにならずにすんだのに・・・と思う反面、取得物を入れたケースの前を、たぶん7,8回は往復していながらそれに引っかからなかったのは私の不注意だ。
それにしても、大きな組織というのは、何もかもが細分化されてしまっていて、管轄外のこと意外はまったくわからないという現実。百貨店の裏ブースを、それこそ「たらいまわし」にされた私としては、思わず書かずにはいられなかった。誹謗中傷をなるべく避けたつもりだが、果たして特定せずに書けましたでしょうか。


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