日々の出来事 〜Diary〜
#455 食欲の秋! 2009年11月08日(日)01時18分
去年まで後援会長をしてくださった松原さんから、野菜を送っていただいた。 山形に移住されて、自然に囲まれたスローライフを満喫されているようだ。本当にうらやましい。 箱を開けてみると、りんごやラフランスなど果物の他、トマトやインゲンなどのおなじみの野菜の中に、珍しい野菜がたくさん。早速、真夜中の即席料理研究家となりさまざま試みてみる。 ずいきと言えば茎を乾燥させたものが一般的で、戻して煮物などにするとしみじみと美味しい。乾燥させないものも最近は手に入るようになったが、芋の部分は初めて。聞けば芋煮鍋は本来この芋を使うのだとか。直径大きさ15cmほどの迫力。煮てみると、ほっくりとして里芋とは別のいい味。明日はニンジンやこんにゃくと炊いてみよう。たぶん塩味がぴったりくるはずだ。 続いては藤沢かぶ。太さ3cm長さ10cm。大根の形で、首はほのかに紅色。藤沢さんが作った蕪?と思ったらさにあらず。やはりこの地方特産で、今ではめったに作られていない蕪なんだとのこと。さっそくぬか漬けにしたら・・・ブラボー!パリパリとした皮と実のうまみ。今まで漬けたどんなぬか漬けよりもうまく漬かって、大満足の漬け物となった。 今度はピンクの皮の大根、紅しぐれ。一口大に切って酢を入れた湯で茹でると、茹で汁も鮮やかな紫色になる。柔らかくなったら取り出し、煮詰めた煮汁に醤油を落として大根にからめただけで素敵な一品。 むいた皮も、調理している間にパリパリと食べてしまった。残りは浅漬けにしてみる。 なんだか紅い野菜に縁がある初冬。先日は紫キャベツが手に入った。千切りにして茹でた後甘酢に漬けると、一瞬にして赤紫のザワークラウトの様相だ。常備菜と思ったら、3日で食べ切ってしまった。 土地土地の新鮮なものを食べる、そんな普通のことが実は最高の贅沢なのだと実感する。 土鍋でご飯を炊くのも、何度か炊いているうちにだんだん上手くなってきた。炊飯器は捨ててしまおうかと考えている。
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