不定期更新!?藤原素子の日記帳です。

日々の出来事 〜Diary〜

#399 タイ旅行記3
2009年02月17日(火)13時32分
戦争博物館から歩いてクワイ川鉄橋へ。列車は1日5本程度なので、列車が通る時以外は、この鉄橋を歩いて渡れる。足元を見ると鉄橋の間から川が覗いて、スリルがある。
宿替えの為にゲストハウスに戻ろうと乗り物を探すが、バイタク(バイクタクシー)しか見当たらない。今までの旅行でもたびたび見かけたことがあったものの、バイタクに乗るのは初めて。運転手もノーヘルなら、お客のヘルメットなどない。友人は楽しかったと言っていたが、結構コワイ。
今回の旅では、本当にいろいろな乗り物に乗った。
タクシーをはじめ、バンコクに新しく出来た高架鉄道にも乗った。カンチャナブリへはディーゼル列車。バンコクへ戻る長距離バス。バイクのトゥクトゥク、三輪自動車のトゥクトゥク・・・その中で一番利用したのは自転車のタクシーだ。
自転車の後ろに屋根付きの荷台をつけ、ひたすら人力で漕ぐというものだが、炎天下では過酷な労働だろうと思うが、何日か滞在しているうちに顔見知りも出来て、意外に陽気に仕事をしている様子なので救われる。「果報は寝て待て」のとおり、客を待つ間は木陰で昼寝をしているし、観光地なら食いっぱぐれることはなさそうだ。
一番ケッサクだったのは、我々3名に対して、1台の自転車タクシーしかいなかった時。
他の乗り物を探そうとすると、「大丈夫だ」と言う。荷台は二人しか座れない狭さだし、どうするのかと思ったら、まず二人を荷台に座らせ、それぞれの片方の膝を寄せた上にもう一人が座るというもの。この一人が小柄で良かったようなものの、彼女の体は半分屋根から出ているし、運転手は痩せた中高年といった様子。それでも3人を乗せると、なんでもないように力強く自転車を漕ぎ出した。自動車の間をスルリスルリと走る。なんとも頼もしく、自転車で鍛えられた足の筋肉がいぶし銀のように光って見えたことだった。


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