日々の出来事 〜Diary〜
#382 蚤の心臓 2008年12月14日(日)23時10分
私は「イラチ」である。 とにかく仕事を溜めるのがイヤ。宿題をかかえていたりするのがイヤ。未解決の問題などがあると、気になって仕方がない。 気が短いと言うのとは違う。せっかちとも少し違う。「小心者」というのが近いかもしれない。 約束の時間の最低5分前には到着する。メールの返事はすぐに出す。スケジュールは前もって決めておきたい。ライブのレパートリーは1ヶ月前には決める。宙ぶらりんの状態なのが耐えられないのだ。いわゆる「気病み」の性分だ。 もっとのんびりと構えていられたらと思う。もっと柔軟に考えられたら人生が変わるかもしれない。と思ってはみるものの、決まらないでいる状態がどんどんストレスになっていく。ひどくなるとその問題で頭がいっぱいになって、動悸やめまいがしてくることもある。 自分のことならば簡単だ。着々と事前にコトを運べばいい。 ところが、他人が絡んでくるとそうはいかない。私ならすぐにやるだろうことを、2日も3日も待たされたりするとイライラしてくる。 また、それがさらに別の人を待たせている場合だったりすると、待たせていることへの申し訳なさでカーッとなってくる。どこまでもちっちゃい肝。 以前、早朝に散歩をしていたことがあった。日の出に起きて、30分ほど歩いてまた寝る、といった変わったものだったが、人も車もいない時間帯に歩くのは気持ちがいい。 自宅から東西南北気の向くまま歩けばいいはずが、ふと知らない路地に入ったり、初めての道を歩いたりする時は、ガチガチに緊張してしまうのだ。一体この道はどこに続いているのか、行き止まりだったらどうしよう、迷子になって家に戻れなかったらどうやって帰ろうか、せめて電車の駅など見つかるといいが、最悪タクシーか。タクシー代は持ってたかな。足りなかったら運転手さんは待っててくれるだろうか、その場合はちゃんと家に入る姿を見てもらって・・・・などと、妄想は限りなく広がってゆく。そのうちに方向感覚もわからなくなってくるとドッキドキだ。散歩をしているだけで、スリルとサスペンスの世界に陥ってしまう。 「ちい散歩」には向かない。
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