日々の出来事 〜Diary〜

#359 ズイキ

2008年09月30日（火）01時09分

食いしん坊なので食材についても興味があるが、名前は知っていてもまだ食べたことのないものもたくさんある。
宅配してもらっている野菜の中に今週入っていたものは、「ズイキ」。漢字で書くと「芋茎」と書くらしい。
最近はスーパーでも乾燥ズイキを売っていて、興味本位で買ってみたこともあるが、生のズイキは初めて。赤くてルバーブ似てる・・・ルバーブは、フキを太くしたような野菜で煮てジャムなどにするが、ズイキとは関係ないらしい。
そういえば、10数年前に旅行先の居酒屋で、お通しにズイキの煮物が出てきたことがあった。思えばあれが、初めてズイキを口にした時だったのだが、当時何だかわからなくて、「ナスだろうか？」「ナスより歯ごたえがあるよ」などと話したことだった。
今回手にしたズイキは八つ頭の茎とのこと。八つ頭のズイキはアクがないので、さっと湯がいただけで食べられるんだそうな。
さっと湯がいて・・・？でも、けっこう固そうだし。などと思いながらお湯に投入してみると、本当にすぐに柔らかくなる。酢味噌で和えてみる。しみじみと滋味深い味だ。
もう一品はキンピラ風にしてみたが、どこか懐かしいホッとする惣菜。
メラミン検出などで、食品の安全性が問われている。冷凍食品や加工食品などを海外で作らせるよりも、もっと身近に、安全で美味しいものはある。茹でるだけなら、冷凍食品をチンするよりも簡単だろう。
そろそろ海外に頼るのはやめて、足元を見て暮らすべきなんだろう。