日々の出来事 〜Diary〜

#352 騒音公害2

2008年08月27日（水）14時43分

高速バスで山梨までレッスンに行く。
新宿から1時間10分で猿橋下車。通いなれた道である。
お盆中は高速道路も混んでいたが、さすがにもう空いているだろう。と、バスターミナルに向かってイヤな予感がした。
バスは大学生でいっぱいだ。ほとんどが男子学生で、満席の乗客のうち8割が同じグループのようす。
イケメンパラダイスかあ〜と思ったのも束の間、北京オリンピックの話でエンエン盛り上がっている。一般の乗客なんてまったくお構いなし。あっちからもこっちからも声が飛び交って、まるで大学の教室の延長だ。
出発して20分ほどすると、バスが止まった。事故渋滞とのこと。ひえ〜
普段なら、甲府行きのバスはサラリーマンや通勤の人が多く、しばらく走るうちに皆ウトウトしたり書類を読んだりして、車内はシーンとしているものだ。私も慣れない早起きのため、いつも車内でひと眠りする。
学生達の盛り上がりは止むことはない。そのうちオリンピックの話も尽きたらしく、今度はゲームを始めた。それが対戦ゲームらしく、時々突然喚声が上がる。「チックショ」「フザケンナヨ」などという声も発せられる。これが、前後の脈略もない分、意外にダメージがデカイ。
結局八王子手前から続いたノロノロ運転は、小仏トンネルでやっと解消。着いたころには3時間近くに及ぶ騒音でヘトヘトになっていた。
それにしても、以前の私なら「うるさい！」と言っていたハズだが、ずいぶん我慢するようになったものだ。長生きも芸のうちと言いますからネェ。つまらないことに巻き込まれて命を落としかねませんからネェ。おまいさん。