不定期更新!?藤原素子の日記帳です。

日々の出来事 〜Diary〜

#323 読めるかな〜読めないだろうな
2008年06月12日(木)02時33分
高速バスで山梨までレッスンに通っている。
普段は先生が渋谷のスタジオに来てレッスンを受けるのだが、ご自宅まで伺うと、時間を気にせずレッスンをしてくれる。
新宿から甲府行きのバスに乗って猿橋で下車。バスに乗って少しウトウトしているうちに着く。バス停まで先生が車で迎えに来てくれるので、慣れてしまえば結構楽な行程だ。
新宿から1時間10分。
調布、八王子などを過ぎて、上野原までは乗ってくるお客さんもいるが、上野原から先は降車専用区間となる。つまり、降りる人がいる時だけ止まる。降りる人はボタンを押す。ボタンを押す人がいなければ通過する。
この日、ウトウトはしたものの、上野原でハッキリと起きた。あと15分ほど。野田尻も過ぎた。あと5分か。
・ ・・と、気がつくと「次は真木〜次は真木〜」というアナウンス。あれれ。真木は猿橋の次のバス停だ。うへ〜!乗り越してしまった!いや、降り越してしまったと言うべきなのか・・・などとパニくっているうちにもバスは驀進する。
とりあえず次の真木で降りようか、でも上りのバスがすぐ来るかどうかわからない。時間帯によっては1時間に1本しかない高速バスなのだ。いっそこのまま甲府まで行って電車で大月まで戻るか・・・。
迷いながらも、とにかく真木で下車してみる。真木温泉の看板と民家があるばかりで何もない。高速バスの停留所なんてそんなものだ。さてどうするか。
ふと見ると、上りのバス停にオジサンが一人。しめた。すぐにバスが来るらしい。橋を渡ってバス停へ。
バスを待っているあいだ、先生に連絡をとる。・・・ところが、この先生、携帯を持っていないのだ。唯一の連絡場所である自宅へ電話しても出ない。バス停で待っているのか、ひょっとして真木まで車で向かってくれているのか・・・そうこうしているうちにバスが来たので乗る。
ところが、である。バスに乗ってから気がついたのだが、上りの新宿行きは上野原まで乗車専用区間。つまり、その間にある猿橋では、下車できないのである。運転手さんも事情を聞いて気の毒がってくれるが、降ろすことができないとのこと。
仕方がないので上野原まで。とにかく降りる。また橋を渡って下りのバス停へ。やって来たバスに乗る。♪上り下りの舟人が〜♪・・・ついに目的地の猿橋・・・と、携帯が鳴った。先生だ。停留所で1時間待ってから自宅に戻ったとのことなので、この時点でもう1時間以上経っていることになる。やっとの思いで先生と合流できた時は、本当に嬉しかった。
・・・ここまで、詳しいプロセスを説明したので長文になってしまった。要するに私がアホやったというだけハナシなのである。
でもこの説明、うまく書ける自信がなくて一度あきらめた。それでもやっぱりチャレンジしてみた次第。
最後まで読んでくださったアナタ!
その読解力か、想像力か、忍耐力か、いずれかは判りかねますが、間違いなく秀でた才能の持ち主です!
そして3日かけて校正した挙句に、やっぱり載せてしまった私を、どうかお笑いくださいますな。人間、どこかウッカリしたところがあるものでございます。


当サイトへのリンクはご自由に
http://motokoclub.net/
藤原素子 Official Web Site リンクバナー