不定期更新!?藤原素子の日記帳です。

日々の出来事 〜Diary〜

#288 それって便利?
2008年02月04日(月)02時15分
隣の駅のスーパーは、深夜12時までやっている。歩いても近いので、昼間の時間帯にはたまに買い物に行くのだが、何となく好きになれないスーパーのひとつであった。
先日、必要があって初めて深夜にそのスーパーに行った。
その時、やっと気が付いたのだ。何か違和感のようなものに。
たとえば野菜売り場は、売れ残った野菜が散らかっているような雑然とした雰囲気。惣菜コーナーは閉店前なので半額になっているのだが、いかにも投げ売りで、どうにも買う気がしない。魚はもちろん手が出ない。そして一番ヘンだったのは肉の陳列棚だ。
普段から店の中が明るすぎるスーパーだが、夜中暗い道から入ると、一瞬目がくらむほどである。アカアカと、と言いたいところだが、それを通り越してギラギラとしている。肉の陳列台は、肉の色を良く見せる灯りを使っているのだろうか、肉が妙に赤くて、そういえばここでは肉類を買ったことがない。深夜だと、いっそう毒々しく感じられてゲンナリしてしまった。
ワゴンの中には、賞味期限がせまっている商品が山積みになっていた。あと何十分かたてば全て廃棄されるのだろう。スーパーの中全体が、消費生活が生み出した墓場のように思えてゾッとしたことだった。
夜中でも、昼間のような光の中で買い物が出来る、これを私たちは便利だと思うのか、ヘンだと感じるのか。ガソリン税も食品偽装も、一時のニュースに終わらないようにしていきたいものである。(なんだか今年の日記はエコなネタが多いナァ)


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