日々の出来事 〜Diary〜
#267 老いということ 2007年10月30日(火)00時42分
母の仕事の手伝いで帰省した。 8月末に大動脈瘤の手術をした父は、その後順調に回復している様子。5キロ減った体重も元に戻って、いたって元気そうだ。 ただ、心臓近くにもう一つ瘤があり、こちらも手術の必要がある。 両親ともまったくの健康体で、私はそのお蔭で好きなことをさせて来られたようなもの。本当に有り難い限りであるが、お蔭で両親の年齢を忘れてしまっていた。 だんだんと身体も歳をとっていくのはともかく、さすがに考え方も老齢化してきたナァ、ということに改めて驚いた次第。 老いの兆候をひとことで言えば、「新しいものの拒否」ということかも知れない。 それでも、今年からフランス語も習い始めた母と、シャンソンの歌詞について調べたりすると、やっぱりまだまだ好奇心旺盛だとも思う。 私が両親の歳になって果たしてこんな風にいられるかといえば、自信がない。 何年も前に、「人間の苦しみはいくつもあるけれども、老いという苦しみがあるんじゃなあ」と父がもらしていたのを、ふと思い出した。
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