日々の出来事 〜Diary〜

#262 秋桜

2007年09月26日（水）13時17分

東京へ戻って翌日からバイト＆夜は銀座の店へ。
気がつくと残暑もひと息ついて、秋風が吹く季節になったのか。まるでコンサートが秋を運んできたようだ。
ずっと履いてきた下駄から、急に靴下とブーツに切り替える。これからまた、寒さとの戦いが始まるのか。うう、常夏の国に住みたい。
今年は猛暑だったが、いっそ気持ちが良かった。汗をかくだけかいて、スイカやきゅうりを食べて、シャワーを浴びる。やっぱり夏はいいなあ。洋服も身軽でいいし、いろいろ着込んで肩が凝る冬より爽快だ。第一、風邪をひく心配が少ない。
大好きな夏はあっと言う間に過ぎた。
・・・と、いつも通っている品川の道端の桜を見ると、なんと花をつけているではないか。
近づいてよくよく見ても、桜の花に違いない。大木に、10輪ほどちらほらと咲いている。
そう言えば猛暑続きの頃、あまりの暑さのせいか、それとも地中の水が干上がってしまったのか、葉っぱがすべて落ちてしまっていた。真夏なのに道には枯葉が舞っていてオカシな光景だった。
おそらく葉が落ちた後、勘違いして花をつけてしまったのだろう。
これが本当の秋桜（コスモス）だ。
今年は暖冬なことを祈りつつ、これも地球の悲鳴の一つなんだろうと、少し暗澹とした気分になった。