日々の出来事 〜Diary〜

#249 まあ、いつものことですが

2007年08月19日（日）19時25分

夏休みの終わり。
私は普通に仕事をしていたのだが、子どもたちを日中見かけると、夏休みなんだナァと思う。JRのポケモンスタンプラリーではしゃぐ姿に、何故か感動してしまうのは、普段の生活がよほど病みきっているのだろう。
帰省する人とともに、東京に来るという人もいたと思う。大きな荷物を持って話している人の言葉を聞きながら、何処の人かと考えたり、その地に思いを馳せたりするのは、東京残留組のささやかな楽しみだ。
ところがそんな中、久しぶりにキレた出来事があった。
夜遅く電車に乗ったのだが、お盆らしくガラガラだ。ガラガラだからいいと思ったのか、ふたつ隣に座っている若い女がずっと携帯でしゃべっているのだ。
なんとなくその日は勢いづいていた私は、『マナーを守りましょう』的なシールを指差して、その彼女に向かって「あれ読めませんか？」と言った・・・当然すぐに電話を切ると思ったら、チラとこちらを見ただけで全く話し止めない。重ねて「いい加減にしなさい！」「田舎者？」と言うが、コトゴトく無視したままなので、とうとう手を伸ばして腕をつついてやったところ、やっと電話を切りやがったのだ、その女は！
いつから話していたのか知らないが、私が電車に乗ってから電話を切るまで15分ほどだった。フツーに携帯でしゃべっているのだ。バカ丸出しで。
病んだ生活をおくっている私だが、「不正」ということにはめっぽう敏感だ。どうしたって「正義」を主張していかないと、この国の辞書からモラルという言葉が消滅してしまう。
最後にひと言、「バカ！」と彼女に言い放って電車を降りたのだが、その話をした先輩からは、ケンカするときは警察か味方のいるところでしなさいと言われた。う〜ん。ごもっとも。