日々の出来事 〜Diary〜

#246 選挙！

2007年08月01日（水）03時31分

そう、私は選挙に行く者である。
支持する政党や候補者がいなくても、納める税金が少なくても、経済的に社会に還元するものがなくても、選挙に行く者である。
私のようなアウトローが、オフィシャルに政治に参加できる唯一の機会である選挙。なんと言っても国民の義務だ。これを放棄したら、世の中に対して言いたいこともますます言えなくなってしまう。選挙にも参加しない人は、政治も世間もロックも語る資格がないと言いたい。
・・・ところが、この選挙というものはなんと奇怪なものか。
選挙運動など、愚の骨頂だ。通勤している人は朝から晩まで、住んでいる地域にはいない。いないところに選挙カーに乗って、ただ名前を連呼する。あるいは通勤時に駅前で演説をする。マイクの音量のレベルが壊れているかのようなところでもって、大声で怒鳴る。選挙日までに声を枯らすのを目標にでもしているのだろう。
私は電車で出かける時、まず路線情報をインターネットで調べてから出かける。映画を見る、美術館に行く、レストランを検索する、気になっている情報を探す、わからない事を調べる、インターネットを開けば、とりあえず答えは得られるだろう。・・・なのに、選挙に関しては、いくら検索しても投票に役立つものは何一つない。時代錯誤もハナハダシイ限りだ。名前を連呼するのを｢選挙運動｣と言う、これがホントの｢運動バカ｣だ。
エノケンも｢選挙くせものこわいもの〜♪｣と歌っているが（これ知ってる人いるのかな？）、当時とまったく変わっていないのが政治家の本質ということか。それにしても、ボロ負けしても｢支持されている｣と言い張るのなら、そもそも選挙なんかいらないんじゃないんですか〜？ねえ、安倍さん！