日々の出来事 〜Diary〜
#234 木畑亭のこと 2007年06月21日(木)01時36分
奥沢の駅近くにある木畑亭というレストランで、ディナーライブをさせていただいたのは今年2月のこと。40席限定だったので、あっという間に予約でいっぱいになってしまった。 以来お店では私のCDを時々BGMに流してくださっているそうで、久しぶりに訪ねてみた。 木畑夫妻が温かく迎えてくださる。ケーキを頂きながら試食させてもらったのは、北海道のフキ。これがなんと、直径8センチ、長さ60センチ以上もある特大。これをうすい輪切りにして、ひとつはデザート用に甘く調理したもの。もうひとつはブイヨンで煮たもの。どちらも新しい発想で素晴らしく美味しかった。 シェフ曰く、「料理も音楽もその人の人生があらわれるもの」とのこと。家庭的な小さなお店だが、日々研究と情熱を傾けている、その生き方に感激してお客さんが集まるのだろう。 一方私はライブの度に、お客さんが来てくれるかどうかが心配で胃が痛む。 集客がままならないと、ひょっとして誰にも顧みられないで人生が終わっていくんじゃないかと思ったりする。日々の努力は徒労に終わってしまうんじゃないかと自暴自棄になったりもする。 それでも考えてみたら、ひとりでライブを始めて今年で10年。どんな仕事をするにしても10年なんてまだまだヒヨコで、そのヒヨコがヤケクソになんかなっている場合じゃない。 木畑亭は、「フレンチとイタリアンを足して2で割らない味」。是非足を運んでみてください。 10歳のヒヨコですが、私のライブにも是非〜!今が旬の歌を聴いてください。ヒヨコのウマミ満載です!ヒヒ。
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