日々の出来事 〜Diary〜
#221 マルセ太郎のこと 2007年04月29日(日)00時29分
芝居を観にシアターΧ(カイ)へ。故マルセ太郎の作の再演だ。もう7回忌なんだナァ。 実在したグループホームを描いた芝居。幕開き直後から号泣してしまう。 知的障害者という大変誤解の多い世界が、実にリアルに描かれているのだ。それでいて、イヤな気分になる場面が一度もなかったのには全く驚かされた。 役者陣が達者なことが大前提。障害者も健常者(ヘンな呼びかただ)も、昔から知っている人物ような気がしてくる。 そしてなにより、マルセ氏の「本当のこと」への理解力、表現のセンス、ロックな魂、そしてなにより人間への愛が伝わってきて、久しぶりに芝居を観て心が震えた。 彼の人間に対する優しい心が、今も私を感動させてくれる。 伝えるということを安易に扱ってはいけないとつくづく感じたことであった。
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