日々の出来事 〜Diary〜

#206 反省ザル

2007年03月02日（金）17時44分

木畑亭でのライブの後日談として告白するが、実は体調が最悪だった。
ライブの2日前、あろうことか風邪をひいてしまったのである。今までさすがに本番に風邪をひいたことはなかったので、焦って病院に行く。どうしても治りたいと訴えて、2時間の点滴を打ってもらう。何より声が枯れたり変わったりするのが怖かった。
点滴を受けている間にも、悪寒がおそってくる。病院からフラフラの態で帰宅して、倒れこむようにベッドに入るが、信じられないくらい熱が出た。お陰で翌日は声には影響なく、少し気分もすっきりしている。
本番前半は、もともと静かな曲を選んでいたので通常と変わらず落ち着いて進行。その後休憩が長く集中力が途切れてしまった感があり、後半の最後はキビしかったと思う。
何より、こう歌おうと思っているところで、コントロールが効かず、ベストな歌い方が出来なかったことが残念だ。
まったく風邪だけが私の大敵だが、実は原因がわかっている。
バイトと仕事のスケジュールがタイトに入っていて、多忙を極めていたことだ。
毎日のように昼・夜と仕事。帰宅は深夜を過ぎる。帰宅してからも宿題と雑務がいっぱいで、ほとんど目が回っていた。合間にレッスン、打ち合わせ、原稿書き、その他芝居にも行くわでこの時点でもう常人の持ち時間を越えている。
今まで丈夫なのだけがとりえだったのだが、体調管理に邁進しなくてはならないトシになったようだ。つくづく反省したことだった。
ところで風邪はまだ完治していない。よほど強い薬をくれたとみえて、初めて胃痛というものも知ったが、あいかわらずハードな日々が続いている。今週はやっと1日休みの日があるが、今から楽しみで仕方がない。