日々の出来事 〜Diary〜
#199 フジヤマ 2007年02月07日(水)00時58分
ずいぶん日記を更新していなかった。 まったく日々のことに追われて、毎日がビュンビュンと音をたてて過ぎてゆく。そうこうしているうちに、梅も咲き、春が来たような陽気だ。 先日歌の先生と山中湖に行ったが、湖も凍らず水面が春のように波うっていた。聞けば例年なら夕方になると道が凍ってしまうので、冬中山中方面へのドライブは避けるとのこと。まったく今年はどうかしている。 ただ富士だけが真っ白に光っていて、やっぱり「霊峰」の実感があったことだった。 江戸っ子は富士山がやたら好きらしい。江戸からだって、昔はあちこちで富士が拝めたもので、やはり特別な山だったんだろう。長屋の向きは富士が見えるように造られたとも聞く。 私はというと、田舎者らしく富士山には縁がなく、さほど興味もなかったのだが、近頃レッスンやら母の織物の作品を届けたりやらで、なんとなく気になる存在になってきた。 富士が一番奇妙に見えるのは上空だと思う。すなわち飛行機から下界を見て、突如として突き出した姿は異形である。作品を届けた喫茶店のママは、富士に惚れこんで移住したとのことだが、富士の側に住んで人間が変わったそうだ。霊峰畏るべし。
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