不定期更新!?藤原素子の日記帳です。

日々の出来事 〜Diary〜

#166 今明かされる真実
2006年09月24日(日)00時49分
外食はめったにしない私だが、仕事が終わって次の仕事に行く間に食事をとらなければならないことがある。
場所は新橋。所要時間は20分足らず。注文して5分以内に食べ始めないと間に合わない。電車を降りるとゴングが鳴る感じだ。
ここで食べ損ねると、お腹が減って仕事にならない。食事して仕事場に入っても、忙しい時は終わるとお腹がすいていたりする。歌を歌うのは本当に肉体労働だ。
行く店は決まっている。ラーメン屋かそば屋かうどん屋。立ち食いか、それに近い店。座って落ち着いてなんかいられない。米類はソシャクするのに時間がかかるが、中華丼などのチョイスはOK。レンゲで掻き込めるから。
我ながら大変ガサツな話で恥ずかしいかぎりである。
もっとも一人なら、たとえゆっくり食事をする時間があってもつまらないと思う。レストランなどで、カップルや友達と盛り上がっている人たちの中、一人食事をするくらいなら、オジサンたちに混じって立ち食いそばでも食べているほうがサミシくないというものだ。
そう、私は含有率が100%男性の店でも全然平気な女なのだ。そして、同時に食べ始めた隣の若造よりも、早く食べ終えることに密かに喜びを覚えたりもする女だ。
とは言えあまり同じ店に通うとヘンに覚えられそうなので、時々河岸を変える。新橋周辺にはスピード重視の店はたくさんある。味云々はこの際重要ではない。
そんな中でも、なんとなく入る店と入らない店がある。これって一体なに?と考えて、ふと気が付いた。決め手はBGMだった。有線で演歌をかけている店には入らない。そば屋でもジャズが流れていたりする店がけっこうあって、知らず知らずにそこを選んでいるようだ。
『有線演歌系』は、やはり「婦女子お断り」の雰囲気が漂う。そこへ乗り込んでいって聖域を侵すつもりはない。それ以外の店も、そっと入って即出て行きますので、もし新橋あたりで見かけてもどうか見逃してやっていただきたい。


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