日々の出来事 〜Diary〜
#147 老人問題 2006年07月23日(日)23時00分
ライブ前日〜。リハもやってあとは俎の上のフジワラ。 それはそうと、最近老人問題という深刻な悩みをかかえている。といっても私の両親の話ではない。歌っている銀座の店の先代オーナー。93歳の会長のこと。 ずっとお世話になっていて、引退後もご自宅にお掃除に通っているが、ここ半年でずいぶん痴呆が進んできた。 約束の日に待ち合わせの場所に行ってもいない。電話すると家にいて、忘れてたとのこと。そんなのはザラで、お昼に約束したことも夕方にはすっかり消去されていたりする。3分前の話の内容が繰り返されたりする。 大変にしっかりした方だっただけにショックが大きい。身内じゃないのでどうしたらいいのか悩む。「老い」を目の当たりにして、様々なことを考えてしまう。 若い頃、老人ホームで夜勤のバイトをしたことがある。担当したのは重度の痴呆のフロア。軽度の方が、精神的なケアが加わって大変だとのこと。痴呆は子供に戻るようなものだとも言われるが、一緒に働いた看護士が言っていた。曰く、子供は日々成長していくという喜びがあるけれども、老人は成長がないだけに辛い仕事だと。その言葉の重さを実感するこの頃である。
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