日々の出来事 〜Diary〜

#143 My Favorite Things

2006年07月02日（日）02時28分

シンガポールに滞在している知人が帰国したので二人でランチ。
彼女とは15年以上前に出会って、近年はシンガポールでお世話になったこともある。会う毎に、楽しい気分になって、時間があっという間に過ぎてしまう。引きこもりの私には貴重な友人で、心を許せるひと。でたらめな私を肯定してくれるひと。ありがたい。
何時間過ごしても苦にならない人もいるし、どうしても気が合わない人もいる。彼女の意見に私も賛同してるけど、それって完全に「感覚的な」もので、アタマで考えるものではないってこと。ブレヒトじゃないけど、アタマで生きられるのはシラミだけってことか。
確かに過去、私が一生懸命アタマで考えたことはことごとく失敗に終わった。以来、世間さまには申し訳ないが、その辺の感覚のカンジだけでやってきた。これは楽しいこともある代わりにダメージも受けやすくて、銀座の店で歌っているとたびたびヘコまされることもある。
狭い空間で、理不尽な攻撃なら尚更ダイレクトに伝わるものだ。アタマで考えられるならそれなりに自分を騙すこともできるだろうが、よくよく小心者なんだと思う。
それほど立派な生き方してるわけじゃないけど、それなりの信条ってものはあるのだよ、ねえ！