日々の出来事 〜Diary〜
#139 FOUJITA 2006年06月13日(火)01時33分
コンサートの翌日。倉敷から来てくれた方たちと合流して京都国立近代美術館へ。藤田嗣治展がこの期間巡回しているとのことで、以前から計画していたのだ。 予想以上に沢山の作品を集めていて、2時間という至福のときがあっという間に過ぎていった。 有名な「乳白色の肌」にとどまらず、共感しながら、礼賛しながら、また日本を憂いたりしながら、藤田の生涯を見届けたようなライブ感があった。 まったく優れた画家というものは!なんとおおらかに、猛々しく、そして静かに語りかけてくることか。 沢山の単語を羅列しながら、何も語りかけてこない歌い手もいる。広大なキャンバスの、隅々に渡って詳細を書き込みながら、訴えるものが何ひとつ感じられない画家もいる。 伝えることの、表層と深層との間について、感じたことだった。
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