日々の出来事 〜Diary〜
#121 たまにはゴージャスな話 2006年03月28日(火)01時52分
歌っている銀座の店の、先代オーナーは94歳。時々ご自宅の掃除やら、雑務やらを手伝いに行っている。 今日は貸し金庫を解約したいそうだ。中にある金塊を、換金したいとのこと。大手町の銀行に一緒に行く。 正確には金地金というのかな。洋画の銀行強盗のシーンに出てくる、金の延べ棒だ。一生のうちで持ち運ぶ経験など、まずないことだろう。大きめのチョコレートバーのようだが、その重さに驚いた。ゴールドの重みなんだなあ。 重さにも驚いたが、刻印している文字にもまた驚いた。「150匁」?聞けば昭和10年代に買い求めたものだそうだ。これが3本で1.7kg弱か。お金の価格変動が激しかった時代に、普遍の価値ある金を買ったのだそうだ。 お金って、本来は金(ゴールド)の代用品だったのだなあ。大判小判に少し触れることができたような体験だった。
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