日々の出来事 〜Diary〜

#72 お江戸深川

2005年08月18日（木）01時16分

銀座のルーブルで歌って15年ほどになる。この店は歴史が古くて創業50年とか60年とか。
先代のマスター（現会長）が93歳で、今は引退して豊洲に住んでいる。ひとり暮らしで掃除も行き届かないというので、月に3〜4度行ってお手伝い。でも本当は、逆に食事をご馳走になって励まされているような次第。有難いですねえ。
今日は門前仲町でしゃぶしゃぶやへ。タクシーで帰られるのを見送ってから、せっかくなので富岡八幡宮へ参詣。このあたり、落語ファンとしてはもっと散策しておかなければならないところなのですが、ほとんど知らないんだナァ。
本祭りが15日に終わったばかりで、気が抜けたような力尽きたような空気を感じながらぶらぶら。若いカップルが何気なくお参りしている姿もよかった。夏のゆっくり訪れる夕暮れ。いいお盆のシメとなりました。
行きのタクシーの中で林立するマンションを見ながら会長が、「このあたりは一面焼け野原だったんだよ」と言った。その少し前は、このあたりも海だったんだよね、会長。