日々の出来事 〜Diary〜

#35 毎度ばかばかしいお話

2005年04月10日（日）00時27分

桂文楽や志ん生など落語のテープを借る機会があった。寄席には何度か行ったこともあるが、もうずいぶん前のことだ。あまり楽しんだ記憶もない。大昔の話、くらいの認識だったのだと思う。
本屋に行くと「江戸」の文化や食べ物についての本が目につく。めずらしく時代小説なども読んでみたりする。すっかり落語の世界にハマってしまったようだ。
落語の登場人物は「キャラ」が立っている。気がつかないうちに現代の私たちは、誰だかが決めた理想の人物を演じているんじゃないかしら。時代も変われば人も変わるものだ。
そういえば、歌舞伎町で迷惑防止条例が施行されて呼び込みやキャッチがいなくなったそうだ。人間だけでなく、町の顔も同じになっていく。